諏訪広域連合は、諏訪地区小児夜間急病センター(諏訪市四賀)の2016年度の患者数をまとめた。前年度比2・1%減の2839人で、7年連続で過去最少を更新したが、インフルエンザなど流行性疾患の患者が一定程度おり、減少率は8・0%から圧縮された。指定管理者として運営する同センター運営医師会の事務局は減少の理由について「子どもの数が減っていることが大きい」と指摘している。

 16年度は1日平均7・78人が受診した。インフルエンザの流行期が前年度と異なったため、12〜1月は20〜60人ほど増えた一方、2〜3月は減少した。

 諏訪地域6市町村別の患者数は岡谷市463人、諏訪市979人、茅野市767人、下諏訪町199人、富士見町111人、原村60人の計2579人。岡谷市、諏訪市は前年度を上回った。諏訪圏域外の県内は136人。辰野町が82人と多かった。

 広域連合はセンターをPRするポスターを保育園に改めて配るなど周知に努め、「新規の患者が増えている」(運営医師会事務局)という。半面で子どもを診察できる内科医、小児科医が高齢化する状況がみられ、同事務局は「医師らの負担が増えており、今後、運営方法について何らかの検討が必要ではないか」としている。

 センターは軽症小児患者の集中に伴う救急病院の小児科医の負担増大の解消を図る狙いで07年に開設した。患者数が少ないのは良いものの、診療報酬が減ると6市町村が負担する管理業務委託料が増える。今年度のセンター運営費4100万円余のうち6市町村の負担金は1920万円で、昨年度と同額になっている。