富士見町コミュニティ・プラザ内の「高原のミュージアム」で、漫画家の故水木しげるさんが描いた妖怪の絵と、作品「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪などの人形を展示した「ゲゲゲの鬼太郎と日本の妖怪展」が開かれている。夏の暑い時季、家族で妖怪の世界に触れ、涼しさを感じてほしいと企画した。9月18日まで。

 水木さんの絵は、谷川のほとりでショキショキと小豆をとぐような音がし、うっかり近づくと水中に落ちるとも言われる「小豆洗い」など複製画13枚。人形は高さ5〜20センチ。雷とともに現れる「雷獣」や夜中に寝室の枕を動かす「まくら返し」など18体を並べた。いずれも水木さんの出身地、鳥取県のゲゲゲの鬼太郎グッズ製造販売会社から借りた。

 昔の人が物を大切にした表れとして、使われなくなった道具が妖怪になって存在を気付かせたことも紹介し、町歴史民俗資料館が収蔵する燭台や唐傘、茶釜など約10点も展示。長野県の妖怪も紹介している。

 見学した富士見小5年の伊藤優太君は「ゲゲゲの鬼太郎の本を図書館で借りて読んだり、DVDで見たことがあるので楽しかった」。同ミュージアムは「妖怪は自然に対する畏れや暮らしの教えを伝える昔の人たちからの贈り物」と話している。

 6日午後1時30分から、同資料館学芸員の小松隆史さんがギャラリートークで妖怪の話をする。11日午前11時からは妖怪のアニメ上映会もある。

 月曜日休館(月曜が祝日の場合は翌日)。問い合わせは高原のミュージアム(電話0266・62・7930)へ。