詩人・島崎光正さん(1919〜2000年)=塩尻市出身=を偲ぶ「『語る読む・視る歌う』を通して」が、27日午後1時30分から同市のレザンホールで開かれる。生前親しく交流のあった作曲家の飯沼信義桐朋学園大学名誉教授ら8人が映像や語り、朗読、独唱で島崎さんの詩想の源流にたどる。

 島崎さんは生まれながらに身体にハンディキャップを持ち、常に「松葉づえと長靴は伴侶」だった。創作活動は長く、詩集「故園」をはじめ、随筆集「からたちの小さな刺」、自伝「星の宿り」などがある。混声合唱組曲「武蔵野」の「終の章」「冬の章」「秋の章」は作詩島崎、作曲飯沼のコンビで作られ、詩が曲になった作品も多く各地で歌われている。

 プログラムはプロローグ「詩人の肖像」と、エピローグの2部。プロローグは「生い立ち」「母を憶い、祖母を憶う」「繊細にして勁く」など5章で構成。飯沼さん、日本思想史家の田中欣一さん、エッセイストの北村明也さん、声楽家のたぐちたみさんらが詩14編を朗読、歌曲6曲(CDを含む)を演奏する。

 チケット2000円。レザンホールで扱っている。主催偲ぶ会、後援塩尻市教育委員会など。問い合わせは田中さん(電話0261・75・2402)へ。