岡谷、諏訪、茅野の3警察署は8日、岡谷市銀座のレイクウォーク岡谷で、買い物客に特殊詐欺への注意を呼び掛けた。夏休みに合わせて各署が独自に行う「夏の地域安全運動」の一環で、3署合同では初めて。高齢者や家族連れに啓発グッズを配り、防犯を訴えた。

 生活圏を共有する諏訪地方の住民に向けて、にぎわう大型商業施設で3署が連携して実施。防犯関係団体も含めて12人が参加し、県警マスコットキャラクターの「ライポくん」と「ライピィちゃん」も応援に駆け付けた。

 関係者らは「電話で『お金』はすべて詐欺」や「ストップ特殊詐欺」と書かれたうちわや風船を配布。高齢者や家族連れの子どもらに手渡し、「だまされないようにおじいちゃん、おばあちゃんに伝えて」などと呼び掛けた。

 岡谷署生活安全課の両角和彦課長は、特殊詐欺の前兆とみられる不審電話が依然として多いとし、「特殊詐欺は決して他人事ではない。皆で話題にし、電話などでお金の話が出たら家族に相談してほしい」と話していた。

 3署によると、各署管内で7日までに発生した今年の特殊詐欺被害件数と被害額は、岡谷署が7件で約209万円、諏訪署が5件で約1400万円、茅野署が1件で780万円。手口ではオレオレや架空請求詐欺が目立った。