全国高校総体ボート競技(6日、宮城県)の男子舵手付きクオドルプルで優勝した岡谷南高校漕艇部の優勝報告会が9日、同校であった。出場選手5人が25年ぶりの快挙を伝え、集まった部員や生徒、教員ら約100人が「岡南やったぜ」と歓声を上げ、大きな拍手で祝福した。

 出場したのは、2年の小林怜矢さん(16)=富士見町=、3年で主将の手塚知丹さん(17)=塩尻市=、小林駿斗さん(17)=富士見町=、牛山啓さん(17)=茅野市=、伏見京悟さん(17)=富士見町=。

 手塚主将は、レースでは苦手なスタートで出遅れたが、ラストスパートで力を出し切れたと振り返り、「初めは実感がなかったが、徐々にうれしさがこみ上げてきた。メンバーの個性が強くて楽しかった」。唯一2年の小林怜矢さんは「来年も先輩の良いところを生かして頑張りたい」と先を見据えた。

 小林敏一校長は「朝から晩まで練習して優勝という形に変え、やりきったことが素晴らしい」と功績をたたえた。

 昨年10月の中部高校選抜大会で全国出場を逃した悔しさがばねとなり、「みんなからインターハイしかないという思いが伝わってきた」と濱勝彦監督(52)。「早い時期から優勝を口にしていたチームで、そこには先輩の足跡があり、何とかなるという自信や裏付けがあった」と話していた。

 今後は10月6日から愛媛県で開く国民体育大会に、大学受験を控える伏見さんを除く4人が、県内選抜のメンバー1人を迎えて新たなチームで出場する。手塚主将は「各県に注目されてプレッシャーはあるが、勝利を意識して練習に臨みたい」と意気込みを語った。