来年8月に県内で開く「第42回全国高等学校総合文化祭」(2018信州総文祭)のプレ大会産業(工業)部門が10日、茅野市豊平の諏訪東京理科大学であった。全国各地から集まった21校82人が、マイコンカー競技で競い合ったほか、県内高校生による手作りコマ対戦も行った。

 信州総文祭は「信州に、あった」を大会基本方針に掲げ、来年8月7〜11日までの5日間開催。総合開会式はまつもと市民芸術館で行い、県内17市町で約30部門が繰り広げられる。諏訪エリアでは、諏訪東京理科大で産業(工業)と自然科学、岡谷市カノラホールは放送、下諏訪総合文化センターで工業(家庭)部門が開かれる。

 プレ大会は4〜10日にかけ県内7会場で実施。このうち諏訪東京理科大では全国総文祭としては初となるマイコンカー(自作ロボットカー)競技が行われた。

 アドバンスとベーシックの2部門で争い、計82台がエントリー。予選はフリー走行でのベストタイムで順位を決定。決勝は予選上位(アドバン30台、ベーシック10台)によるタイムアタックで優勝を争った。

 県内工業系高校の生徒による手作りコマ対戦も実施。岡谷工業や駒ケ根工業など県内11校から24チーム(48人)が参加。各校、加工や形状、材質などに独自の工夫を凝らしたコマを持参。どちらが長く土俵に残るかを競うチーム対抗戦で優勝を争った。回転している時間の長さを競うタイムアタックもあった。

 マイコンカー競技に参加した岡谷工業電気部の小池琉来部長(3年)は「卒業で来年の本大会に出場できないのが残念。プレ大会の経験を後輩に託したい」と話していた。