民間会社「諏訪駅前開発」が事業主体のJR上諏訪駅東口の開発で、建設される住居棟のマンション業者がマリモ(本社広島市)に決まった。10階建てで90戸程度を分譲する。着工時期などを今後詰め、2019年春ごろの完成を目指す。また、住居棟に隣接する商業棟の2階にテナントとして10施設が入る見通しになり、諏訪駅前開発が交渉を詰めている。

 住居棟の高さは30メートル規模とし、2階以上が住居部分になる。1階にはラウンジを設け、店舗なども想定している。マリモが諏訪市内にマンションを建設するのは、現在、湖岸通り3丁目で建てている「ポレスター湖岸通り参番館」を含め9カ所目。

 同社甲信越支店(長野市)の担当者は「プランを作っている最中。(完成時期などは)変わる可能性がある」と説明。「駅を降りてすぐの場所なのでそれに見合う形で建設したい」としている。

 「諏訪駅前開発」は10日、商業棟に関する県宛ての建築確認申請書を民間の検査機関に提出した。11月ごろ本体着工する予定で、核店舗として1階に出店するスーパーのツルヤ(小諸市)を含め18年11月のオープンを目指す。

 商業棟は3階建てで建築面積は約4000平方メートル、延べ床面積は約1万平方メートル。2階のテナントは医療機関や薬局、飲食店などを予定している。3階には市民ワークショップで検討中の公共スペースと放送大学が入る。

 駅前開発で建設するのは商業棟と住居棟。全体の敷地面積は旧まるみつ百貨店やスワプラザの跡地など約1万1500平方メートルの計画だ。