中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会は国民の祝日「山の日」の11日、中アへ向かう登山者が利用する駒ケ根市の菅の台バスセンターなどで登山相談活動を行った。同遭対協の登山相談員が、義務化されている登山計画書(登山届)の提出を求め、安全な山行のための情報を提供した。

 登山相談所は始発バスの運行に備え午前4時30分から、同センター近くの小屋・山の子で開設した。6時ごろ同センターの駐車場が満車となると、相談員は周辺の駐車場やバス停に出向いて登山者に声掛け。「登山計画書を出してください」と呼び掛け、未記入の登山者にはその場で提出してもらった。

 山の気象状況や予報、10日に山行中の男性が道に迷ったことなども伝えて注意喚起。「わずかでもいいから意識を高めてほしい」と多くの人に声を掛けていた相談員の田中幸雄さん(69)は「計画書は以前より提出してくれる人が増えた。遭難の防止につながるので必ず書いてほしい」と話していた。

 相談活動は13日までと19、26日、9月16、23、30日にも行う。