第42回全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」で茅野市を主会場とする自然科学部門(18年8月7〜9日)のプレ大会が23日、同市の諏訪東京理科大学で開かれた。駒ケ根工業(駒ケ根市)や伊那北(伊那市)など県内各地から約30校が参加し、5部門に分かれて研究を発表し、刺激を受け合った。

 県高校文化連盟自然科学専門部などが主催。物理、化学、生物、地学、数学他の5部門で、各校の持ち時間は10分。部門ごとに3人の審査委員が審査、講評した。

 物理部門に出場した駒工3年の市ノ瀬英治さんと笠原代伍さんは、「太陽光発電の高効率設置観測装置の開発・運用」について発表。太陽光パネルをどの角度で固定すると最も効率よく最大出力が得られるかを分析した。「今後も通年にわたりデータを取ることでパネルの最適な角度と方角を見つけたい」とした。

 同じく物理部門で発表した同校3年の牛丸裕也さんと酒井佑さんは「インターネット接続による農業ハウスの双方向性制御に関する研究」がテーマ。同校で14年から続く研究で、これまでにハウスの状況を家から確認するシステムなどを構築。今年度は新たに遠隔操作機能を追加し、ハウスの窓の開閉をインターネットを利用して遠隔指示できるように改良した。この研究でコスト削減や生産者の負担が軽減できるとし「Iot(モノのインターネット)の新しい可能性を生み出すことができた」と成果を報告した。

 同校は生物、地学部門にも参加。伊那北は地学部門に出場した。