諏訪地方の岳麓地域で今週末、田植えがピークを迎えている。23日は、あちこちの田んぼで代かきや田植えを行う家族らの姿が見られた。

 この日午前中は、東の八ケ岳山頂は雲に覆われていたが、風が強く、時折青空ものぞいた。原村払沢の田んぼからは西北方面に諏訪湖がかすんで望めた。約20アールの田植えを家族総出で行っていた兼業農家の笠原輝彦さん(56)は「今年もうまく植えられた。台風が心配だが、豊作になってほしい」と願った。

 JA信州諏訪によると、今年の諏訪地方では例年並みの約1万3000トンの米が作付けされるという。同JAの担当者は「夜と昼の寒暖差がある高原特有の気候が続き、いいお米に育ってほしい」と期待していた。