諏訪湖を中心に諏訪6市町村を股に掛けて行う「諏訪湖トライアスロン」(仮称)の実現に向けて活動するトライアスロンチーム「SUWA SUN(スワサン)」と県トライアスロン協会は23日、諏訪湖での試泳を行った。関係者約30人が集まり、下諏訪町の漕艇場で実際に泳ぎ、水質や波の状況など泳げる環境であるかを確認した。

 トライアスロンはスイム(長距離泳)とバイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)の3種目を連続して行う耐久競技。県内では野尻湖トライアスロン、スケートを取り入れた氷上トライアスロン小海が行われている。

 スワサンや県協会などは諏訪の豊かな自然を生かしたハーフディスタンス(スイム2キロ、バイク90キロ、ラン21.1キロ)大会の開催を目標に掲げている。 海外からの参加者も多い競技で、諏訪の観光の起爆剤にもなると期待を寄せており、来年6月の開催を目指して取り組み始めている。

 現時点でスイムは下諏訪町の漕艇場、バイクは漕艇場から富士見町乙事を折り返し地点として諏訪市のヨットハーバーに至るコース、ランは諏訪湖を一周して諏訪市街地も駆け巡るコースを想定しているという。

 試泳はスワサンメンバーら10人が実施。スイムスーツを着たメンバーたちは、泳ぎながらコンディションを肌で確認。透明度も悪くはなく、においも比較的少なく、波も穏やかでスイム会場として十分利用できることを確認した。

 両団体は今後、バイクコースも確認予定で、地域住民や各種団体など広く大会開催への理解と協力を求めていく考え。スワサンの小島拓也代表は「十分大会が開催できる手応えを得た。多くの人にトライアスロンの魅力を発信し、ぜひとも大会を実現させたい」と話していた。

 県トライアスロン協会の小林洋副会長は「諏訪湖は十分に泳げる水質で、これだけ好条件で長距離泳ができる自然環境は県内では少ない。トライアスロン開催は夢ではない」と期待した。