諏訪観光協会は22日までに、諏訪市の諏訪湖で10月1日から始まる「オータム花火」に合わせて全国から募集した応援メッセージが、57件だったと発表した。コロナ禍の医療従事者や自分自身を励ます言葉がつづられていて、打ち上げを担当する小口煙火(諏訪市)が花火玉に貼り付け、期間中の湖上を彩る。

 オータム花火は10月の金曜日、土曜日を中心に12日間、各日午後6時から約500発を打ち上げる。毎年9月の全国新作花火競技大会(今年は中止)に集う煙火店24社から提供を受けた花火を諏訪湖の初島と台船から打ち上げ、日ごとに色や形が異なる花火を楽しんでもらう。

 メッセージは花火を通じてコロナ禍で頑張っている人を応援する初企画で、9月1〜10日に募集した。地域別だと諏訪地域41件、県内5件、県外11件。長野日報に掲載したカードを切り抜いて持ち込まれたメッセージが23件に上った。医療従事者や花火師への感謝、仕事や自粛生活を続ける自分を励ますメッセージ、「笑顔を忘れず毎日過ごしていきましょう」と前を向く医療関係者の言葉もある。

 メッセージカードを花火玉に貼り付けている、小口煙火の小口晶大社長(32)は「花火玉にメッセージを貼り付けるのは初めて。いろんな方々の思いに触れて『頑張ろう』という気持ちになります。諏訪湖上で、雄大に輝く大輪を咲かせます。彩りを楽しんでほしい」と話している。

 諏訪観光協会はホームページで参加煙火店や花火師の紹介を始めた。打ち上げの様子は期間中、動画配信サイト「ユーチューブ」でライブ配信する。

 ■オータム花火の日程と参加煙火店
            【打ち上げ・コーディネーター】小口煙火(諏訪市)
                   
▽1日=イケブン(静岡県藤枝市)
    森上煙火工業所(岡山市)
▽2日=若松屋(愛知県西尾市)
    田畑煙火(静岡県浜松市)
▽8日=丸玉屋小勝煙火店(東京都府中市)
    信州煙火工業(長野市)
▽9日=マルゴー(山梨県市川三郷町)
    アルプス煙火工業(飯田市)
▽13日=阿部煙火工業(新潟県加茂市)
    菅野煙火店(福島県伊達郡川俣町)
▽14日=伊那火工堀内煙火店(飯島町)
    新潟煙火工業(新潟市)
▽15日=太陽堂田村煙火店(茅野市)
    齊木煙火本店(山梨県市川三郷町)
▽16日=野村花火工業(水戸市)
    三遠煙火(静岡県湖西市)
▽22日=オリエンタル火工(さいたま市)紅屋青木煙火店(長野市)
▽23日=村瀬煙火(岐阜市)
    元祖玉屋(千葉県八千代市)
▽29日=加藤煙火(愛知県蒲郡市)
    華松煙火(松本市)
▽30日=山内煙火店(山梨県笛吹市)
    高木煙火(岐阜県大垣市)