核兵器廃絶を求めて署名を集めている高校生1万人署名活動実行委は11日、長崎市内で集会を開き、この1年間で、過去最多となる21万4300筆の署名を集めたと発表した。第20代高校生平和大使22人が、スイス・ジュネーブの国連欧州本部へ22日(現地時間)に提出する。  署名活動は17年目で、20万筆を超えたのは初めて。署名数の累計は167万7212筆となった。今回は、県内の約50人を中心に全国の高校生約150人が活動。過去最多となったのは、活動が全国に広がっていることや大使の活動が20年目を迎え署名自体の認知度も高まっていることなどが要因という。  集会には約40人が参加。署名数が発表されると歓声が沸いた。その後、実行委メンバー一人一人が「みんなの思いを届けてほしい」などと声を掛け、本県から選ばれた大使3人に署名簿を手渡した。大使の一人、県立長崎北陽台高2年の溝上大喜さん(17)は「これだけ多くの人が核廃絶を願っている。責任持って国連に届ける」と述べた。  実行委メンバーの県立長崎東高3年、安野伊万里さん(17)は取材に「達成感でいっぱい。21万を超える人が思いを託してくれたことがうれしい」と話した。