チリのサンティアゴで開催中の世界カデ(15〜17歳)柔道選手権は10日、男女個人計4階級が行われ、県勢として初めて同大会に出場した男子個人66キロ級の桂嵐斗(長崎日大高)が金メダルを獲得した。同階級での優勝は日本人初。  4月の全日本カデ体重別選手権で初優勝し、世界切符を獲得していた。 初戦の2回戦でタジキスタンの選手に内股で一本勝ち。3回戦はラトビアの選手に、ゴールデンスコア方式の延長の末、大内刈りで技ありを奪って競り勝った。  準々決勝はイタリアの選手に体落としで一本勝ち。準決勝はトルコの選手の反則で決勝へ勝ち上がった。決勝はブルガリアの選手と対戦。開始1分14秒に得意の内股で技ありを奪うと、終始攻め続けて優勢勝ちした。  桂は「ここまで来たらやるしかないと思って戦った。次の目標は来年の全国高校総体で優勝すること」と語った。  長崎日大高の松本太一監督は「よく頑張った。取り組んできた技の連係や外国人選手の組み手対策の成果が出た。初めて臨んだ世界大会での金メダルは必ず次へつながる」とたたえた。  同大会は2009年から2年に1度開催され、今回で5回目。桂は大会最終日の13日、団体戦にも出場する予定。