長崎市議会観光客誘致対策特別委員会が16日、市役所であった。来年11月にJR長崎駅西側で開業予定のMICE(コンベンション)施設「出島メッセ長崎」で誘致・運営を担うコングレ九州支社の西村真規子支社長がオンラインで参加し、利用者の密集回避や衛生管理など新型コロナウイルス対策を徹底して「コロナに強い施設にしたい」と述べた。
 施設は市が所有し、九電工やコングレなどでつくる「ながさきMICE」が独立採算制で運営することから、年間のMICE開催775件、利用者61万人という現行目標は「達成しないと収支が合わない」として、維持する考えも示した。
 西村氏は、コロナの影響で2月以降、全国でMICEの中止、延期、オンライン会議への変更が相次ぎ、営業活動も制限されていると報告。6月には業界団体が観光庁に対し、MICEの需要喚起や開催支援などを要望したと紹介した。
 委員らは「安全・安心、衛生的とアピールしないといけない」「全国と同じことをしても誘致は難しいので、違うことをやってほしい」などと要望した。
 西村氏は、先行きは不透明ながら、現地開催とオンライン参加を組み合わせたMICEが増えていくとの見通しを示した。ハード・ソフト両面で感染対策を徹底し、著名人による「応援団」をつくりPRも強化するとした。