長崎県のラグビー愛好家が一堂に会した「第5回長崎ラグビーフェスティバル」最終日は13日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われ、メインマッチの東福岡高−長崎県高校選抜は、東福岡高が31−24で競り勝った。宮崎県中学選抜−長崎県中学選抜は、長崎が66−12で快勝した。

 高校の招待試合は前半から一進一退の攻防となった。長崎は17−19の後半21分、フランカー山口(長崎北陽台高)の突破から、サポートしたロック橋(長崎北高)がトライ(ゴール)を決めて24−19とリードしたが、東福岡高が26、31分の連続トライ(1ゴール)で試合をひっくり返した。

 中学の招待試合は長崎が前半を17−12で折り返すと、後半はプロップ古賀千(島原RFC)、CTB山口優(諫早RFC)を軸に7トライ(7ゴール)の猛攻。CTB山下(諫早RFC)は7本のコンバージョンキックをすべて成功させた。

 このほか、県小学新人大会、女子セブンズ交流戦、チャリティーオークションなども同時に開催。12日に開催されたリーグワン1部の試合も含めて、会場は2日間とも大勢のファンでにぎわった。 

◎国スポ出場へ手応え…終盤まで互角

 春の全国選抜大会4強の東福岡高と終盤まで互角に渡り合った長崎県高校選抜。最後は7点差で敗れたが、松尾監督(島原工高教)は「激しいディフェンスや速いボール回しという長崎のラグビーをやろうという意識があった」と選手たちの健闘をたたえた。

 長崎北陽台高、長崎北高を主体に編成したチーム。この日はフランカー山口(長崎北陽台高)、プロップ田中(同)、ロック橋(長崎北高)らを軸にしたFWが接点で受けに回らず、バックスもCTB向井(長崎北高)、FB白丸(長崎北陽台高)らが果敢に前に出た。2トライを決めたWTB道端(長崎北高)、速いパスワークで攻撃のテンポを上げたSH山本(長崎北陽台高)の活躍も大きかった。
  
 主将の山口は「最後は勝ち切れなかったが、自分たちの欠点や通用する部分が分かった。九州ブロック(1枠)を突破して国スポに出場できるようにしたい」と自信と手応えを得た様子だった。