かつて刺し網漁などに使われていた櫓(ろ)こぎの木造和船で速さを競う「舘浦競漕船( せりぶね )大会」(実行委主催)が16日、平戸市生月町の舘浦漁港であり、参加者が熱戦を繰り広げた。  実行委によると、木造和船は平戸で昭和40年代まで漁やたきぎの運搬などに使われていた。大会は毎年開き21回目。  大会には初出場となる小学生など6部門に33チーム計264人が参加。こぎ手4人と交代要員を含めた6〜8人が、長さ約8メートル幅約2メートルの木造和船に乗り込み、漁港内の往復200メートルのコースで競った。  声を合わせながら懸命に船をこぐ選手たちに、岸壁からは盛んな声援が送られた。小学生の部を同着で制した「Smile☆生月」の主将で市立生月小6年、浜崎俊輔君(12)は「女子のおかげで練習の成果が出せた」と笑顔で話した。