名古屋市中川区で酒を飲んで車を運転して、他の車に衝突し男性にけがをさせたとして、20歳の女が逮捕された事件で警察は26日、女を立ち会わせて実況見分を行いました。

 警察によりますと、港区の自称店員、辻瑠菜容疑者(20)は17日、酒を飲んで軽乗用車を運転し中川区内の堤防道路の信号交差点で別の車に衝突し、運転していた男性(56)にろっ骨を折るなどの大けがをさせた危険運転致傷の疑いがもたれています。

 警察は26日午後、辻容疑者を立ち会わせて事故現場で実況見分を行いました。

 捜査関係者によりますと、辻容疑者は事件の前にも物損事故を起こしていたとみられています。

 警察は同乗していた女性からも話を聴くなどして事故の原因を詳しく調べています。