英国シェトランド諸島を夫婦で訪れていたジュリー・バリー氏に、新しくかわいい友達ができた。

 座ってパフィン(ニシツノメドリ)を撮影していたバリー氏のもとへ、1羽がよちよちと近寄ってきたのだ。繁殖場所を探しにきたのかもしれない。大半を海で過ごすパフィンが陸上にやってくるのは、おおむね繁殖のためだ。

 バリー氏はこの様子を携帯電話で撮影した。動画を見ると、柵をくぐって歩いてきたパフィンは、バリー氏のバッグのそばや脚の下を興味津々に物色、数分ほどうろうろしてから離れていった。

 バリー氏はその間、この鳥を驚かさないよう、できるだけ静かにじっとしていたと言う。

「私の脚の下にいたことが信じられませんでした。巣穴と思ったのかどうかわかりませんけれど、私のカメラのレンズをちょこちょこ叩いていました」と、バリー氏はメールで回答した。

 こうした愛らしいやりとりとは裏腹に、パフィンはこれまで人間によって危機に追いやられてきた。漁業による乱獲でパフィンの食料となる魚が減ったほか、かつてはこの鳥の羽や肉を目当てにした狩猟も行われてきた。

 パフィンは米国北東部沿岸からアイスランドや英国の島々にかけて見られるが、全体の60%がアイスランドに生息している。