市長の意向で見直しが進められていた長崎市の新たな文化施設の建設地について市は「市庁舎跡地が最適」とする判断を示し、見直し前の計画に戻る見通しとなりました。

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長崎市文化振興課・浦川信一課長:「市庁舎の跡地が最適であると」

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長崎市の新たな文化施設は9年前に閉館した『公会堂』の代替施設で、前市長時代に『市庁舎跡地』での建設が決まり今年度から設計に入る予定でした。

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しかし去年4月に就任した鈴木市長の意向で建設地を見直すことになり、市は文化団体などで作る審議会とまちづくりを検討する会との合同会議で、再検討を進めてきました。

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15日の会合で市は、候補地4カ所についての評価を示し、用地買収の有無や地盤の硬さ、津波のおそれのほか、賑わいを生み出すまちづくりの視点からも、当初の計画通り「市庁舎跡地が最適」との判断を示しました。

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長崎市文化振興審議会委員 長崎民謡舞踊連盟 石橋大作 理事:
「時間がたっただけで終わったなと」

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長崎市文化振興審議会委員 長崎市民劇場 出原順子 代表理事:
「最初から分かっておりました。これは誰のための調査だったのか」

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一方、基本計画で66億〜69億円程度と見込まれていた建設費は、物価高騰のため増加する見込みです。

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市は官民連携の手法を検討する必要性も示しており、27年度中とされていた完成時期がどこまでずれこむか見通せない状況です。

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長崎市文化振興課 浦川信一 課長:
「(再検討に)一年近くかかってしまったことについても我々反省すべき点もあるかなと思ってます。スピード感を持ちながら真剣に取り組んでいきたいと思っています」