ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。
NBCライブラリーに残る映像で振り返ります。

1986(昭和61)年に手作りイベントの形で始まった長崎ランタンフェスティバルは、今では冬の長崎観光を代表する名物行事になりました。期間中は、長崎の町中が色鮮やかなランタンやオブジェで埋めつくされ、夜になると幻想的な雰囲気に包まれます。

元々は、長崎新地中華街の人たちが、中国の旧正月(春節)を祝う行事として行っていたものを徐々に拡大していって、今のようなカタチになったのです。
では初期の頃はどうだったのでしょうか。

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画像は1988(昭和63)年2月、昭和最後のランタンフェスティバルです。
この年で3回目の開催でしたが、ランタンの数は1,000個あまり。
近年の1万5,000個と比べて桁違いに少なく、飾りつけも新地の中華街だけでした。

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飾り付けられたランタンも現在のようにエリアによって色が統一されているわけではなく、大きさも色も不揃いだったのがわかります。

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イベントの開催期間も今より短い5日間でした。

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中華街では春節を祝う豚の頭など沢山の料理が並べられています。

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祭壇も設けられ、華僑の人たちがお供え物を手向けてお祈りをしています。

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新地中華街の通りでは爆竹が鳴らされ、中国獅子舞も登場してダイナミックな踊りを披露。規模は小さいながらも賑やかなイベントとなり、多くの観光客らを楽しませました。

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この年は干支のタツ年にちなんで「昇り竜」の回転灯籠もお目見えしました。

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現在の長崎ランタンフェスティバルは、約2週間の期間中に様々な趣向を凝らしたイベントが行われています。(2024年は2月9日〜2月25日)

江戸時代に長崎港に入港した「唐船」の乗組員が行っていた行事を再現した「媽祖(まそ)行列」や、中国清朝時代の皇帝・皇后が正月に町に出かけ、庶民と共に新年を祝う様子をイメージした「皇帝パレード」などが行われ、長崎県内だけでなく、日本全国や海外からも観光客を集めるイベントとなりました。

放送局が撮影した 長崎の映像を配信している『ユウガク』より