建設中の長崎市役所の新庁舎に関して、市議会各会派で作る検討会は当初、喫煙所を設置する方向で計画をすすめていました。
しかし、この件について市民からの批判の声が上がったことを受け、検討会では25日、改めて会を開き、一転して ”設置しないこと” を決めました。

ことし11月に完成予定の長崎市役所の新庁舎。

議会事務局などによりますと、市議会の6会派の代表らで構成される検討会が、先月非公開で開かれ、市議会議員に喫煙者が一定数いる現状と、受動喫煙防止の観点から5階の市議会フロアに『喫煙室を設けること』が決まっていました。

しかし、これについて市民から批判の声があがったほか、日本禁煙学会や市医師会が設置撤回の要望書を提出。

25日、改めて開かれた検討会で毎熊座長は、設置の見直しを提案、全会一致で『設置しないこと』を決めました。

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検討会の後、新市庁舎建設に係る議会機能整備 検討会の座長 毎熊政直市議は
「議会フロアだけに喫煙室を設けるということは議員特権であるということで、市民の皆さんから理解を得られないということを改めて確認したもんですから、見直し案を皆さんに提案して、改めてご決定いただいた」と話しました。

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この件について田上富久 長崎市長は定例会見の中で
「議会内の在り方については、議会での議論を経て決定すること。今回の議論については議会としての結論を出されたという事だと思う。
一方で市民の皆さんで、喫煙される方は一定おられますので、分煙体制をしっかりとった中で場所の必要性についても協議していく必要はあるとは思っている」と述べました。