「やっと家に着いた」と思った瞬間、鍵の紛失に気付いた時の焦りと絶望…。ネットで見つけた解錠業者に依頼したところ、作業後に想定外の高額請求を受けるケースが報告されています。なぜトラブルは起こるのでしょうか?国民生活センターが発信している呼びかけから考えます。
【事例1】想定外の10万円請求

夜、自宅の鍵を紛失したことに気づき、ネットで見つけた鍵交換業者に連絡。電話では「通常5千円〜3万円。最高で5万円」と説明された。作業前に料金を確認しようとしたものの明確な返答はなく、そのまま作業開始。作業終了後に約10万円の高額請求を受けた。(70代)
【事例2】焦って依頼したら6万円請求
自宅の鍵を紛失し、インターネットで見つけた業者に開錠を依頼。サイトには「3千円〜8千円」と記載されていた。作業前に費用の説明があったかもしれないが、聴覚などの障がいがあるのでうまく聞こえず、早く開けて欲しい焦りもあって返事をしてしまったかもしれない。結果、約6万円の請求を受けた。(30代)

掲載は最低料金かも
国民生活センターでは、鍵の紛失等に気づいた場合、以下のことに注意するよう呼びかけています。
1、まずは慌てず家族や周りの人に相談
2、広告をうのみにしない
インターネットなどに表示された価格は、最低料金の可能性があります。時間帯や現場の状況、鍵の種類、出張料や追加作業費などで大きく変わる可能性があります。
3、 作業前に必ず料金を確認する
作業を始める前に具体的な料金を聞き、納得した上で依頼して下さい。書面での確認が望ましい。焦りは禁物。書面での確認もトラブル回避に有効です。

4、高額請求を受けても即決しない
料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いは断りましょう。
5、信頼できる業者を事前に調べておく
緊急時に備え、所有する鍵の種類やメーカーなどを確認し、信頼のおける事業者の情報を調べておくと安心です。賃貸住宅の場合は大家や管理会社に対応方法を確認しておきましょう。
6、 困ったら消費者ホットライン「188」へ相談
トラブルが発生した場合、消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談すれば、最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。
鍵を紛失すると焦ってしまいがちですが、冷静に行動することが大切です。高額請求トラブルに巻き込まれないためにも、事前確認を徹底するようにして下さい。


プロバイダならOCN










