都大路の切符を懸けた戦い──
長崎県高校駅伝が1日行われ、女子は諌早高校が4連覇。男子は瓊浦が7年ぶりの優勝を果たしました。

2年ぶりに雲仙・小浜マラソンコースで行われた県高校駅伝。
22校が出場した女子は5区間およそ21キロをタスキでつなぎます。




3連覇中の諫早は1区 藤丸 選手が2キロ過ぎで飛び出しました。

諫早1区 藤丸 結 選手(3年):
「私がしっかり1区で流れを作って、1秒でも早くタスキをつなごうって頑張りました」

2位、長崎女子と37秒差でタスキリレー。
その後も去年の都大路8位入賞の諫早がエースを故障で欠く中、“全区間区間賞”の圧巻の走り!完全優勝で、4連覇達成です。



諫早アンカー 田中 咲蘭 選手(3年):
「諫早高校の伝統を引き継ぐことができて嬉しい。都大路で3位入賞するためにまたさらにチーム力を上げていきたい」
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午後からは男子のレースが行われました。

出場35校中、松浦、鎮西、創成館、瓊浦の4校が優勝候補にあげられています。

1区でトップに立ったのは創成館です。


2区も、1位をキープし、レースが動いたのは、3区でした。


15秒差でタスキを受けた2位・瓊浦の志田 選手が創成館を捉えます。
瓊浦 3区 志田 月偉 選手(3年):
「都大路に行くことしか考えていなかったので、前を追うっていうのもあったけど、“自分の走り”をすることを頑張った」
3区でトップに躍り出た瓊浦は、4区から最終7区までを下級生が粘り、7年ぶり5回目の優勝で都大路の切符を掴みました。


瓊浦 アンカー 東 秀叡 選手(2年):
「“今年こそ都大路に行く”っていう気持ちで走って、1位でゴールテープを切れて素直に嬉しい。2時間4分台を出して全国で勝負するという目標があるので、チームでその目標に向かって都大路まで練習を頑張っていきたい」

高校駅伝全国大会は来月25日、京都市で行われます。