自然の力を利用した再生可能エネルギーとしていま急拡大しているのが『洋上風力発電』です。
“海上での作業訓練”、“精密・正確なメンテナンス”など、それらの高い技術を支える長崎の企業を取材しました。

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海の上に浮かぶ風力発電──
2040年には、全国で“原発45基分の電力”が賄われる計画です。

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全国で初めて五島市沖に設置され、9月には西海市江島沖も促進区域に選ばれました。

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不動技研工業 田中 三郎 代表取締役社長:
「再生エネルギーの時代になるのは間違いない。風力(発電)で、(自分たちの技術力を)活かしていける道があると考えている」
 

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洋上風力発電の技術を支える企業が長崎市にあります。
自動車の電子部品の設計など行う不動技研工業です。

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図面をもとに3Dモデルを作るノウハウを生かして取り組んでいるのが──

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不動技研工業 社員:
「ちょっと上を見上げてもらっていいですか?
いま翼が回っていると思うんですけど、翼の後ろ、あそこの上まで登れます」

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陸上にいながら“海での作業を疑似体験”できる、VR(=Virtual Reality『人工現実感』)です。
頻繁に海上での訓練ができない開発者や教育機関に向けた教材です。

そして今年度中を目標に開発中なのが──

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“翼が風を切る音”を解析して、これまで見落とされてきた不具合を検出する技術です。風力発電の翼は落雷の被害を受けやすいのです。
 

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事業推進本部 中村 博史 技師:
「(これまで)ベテランの方が聞いて“今日なんか変な音がする”と判断していたと思います。聞きづらい音とか、小さい音とか、ベテランの方でもよくわからなかったことも、今後わかってくる可能性があると思います」

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この夏、これらの技術が、最先端の風力発電技術を集めた展示会に出展。
洋上風力発電の急速な広がりに伴う問題『作業員不足』の解消に役立つと期待されています。

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田中 社長:
「さらなる効率化イコール作業時間の短縮・コストダウンを行い、自分たちの3DDX技術を活用して(風力発電の)さらなる効率化を可能とするものを生み出していきたい」

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クリーンエネルギーでこれから急拡大が見込まれる洋上風力発電。
その先進県である長崎の企業が、産業の発展に貢献しています。