再生可能エネルギー分野や造船業の振興に向けて、長崎県と商船三井が31日連携協定を結びました。
協定を結んだのは県と海運会社大手の商船三井です。
両者は、県内の基幹産業である造船業では二酸化炭素の排出量が少ない環境に配慮した船の研究・開発を進めていくほか、洋上風力発電を中心とした再生可能エネルギーの分野で協力していくとしています。
商船三井エネルギー営業本部・杉山正幸第二ユニット長
「洋上風力発電もそうですしそれ以外の海洋エネルギー、潮流とか、波力。ここについて海洋事業をやってきました商船三井としてですね、何とかお役に立てるような形にしていきたい」
県産業労働部・松尾誠司部長
「浮体式をはじめとして洋上風力関係でいうと、県内の造船業は浮体構造物の関係でいくとすごく親和性が高い」
両者は今後、県内企業との意見交換会などを行いながら具体的な振興策を考えていきたいとしています。