新型コロナの影響などで運休していた長崎県の対馬〜釜山航路が、今月中旬にも再開する見通しであることが分かりました。

対馬と韓国・釜山を結ぶ国際航路は1999年に開設され、韓国人利用者は2018年に最多のおよそ41万人を記録しました。

しかし日韓関係の悪化で利用客が激減。
さらに新型コロナの感染拡大が追い打ちとなり、2020年3月から運休しています。


航路再開を検討していた長崎県対馬市は、政府の水際対策緩和とコロナ感染者の減少傾向を受け、島内2つの港のうち、まずは比田勝港発着の便を今月中旬にも再開。
韓国2つの船会社が、当面、週末のみ、各1往復を運行する見通しを明らかにしました。

『入国時の感染症の検査』や『医療機関の対応』が懸念材料で、まずは1隻につき100人の人数制限を設け、段階的に拡大していく方針です。