国際クルーズ客船で港がにぎわう日々が戻ってきそうです。
クルーズ船の入港が来月長崎港でも再開する見通しであることから、22日、長崎県庁で、検疫などの対応に関する会議が開かれました。

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コロナ禍の前まで長崎港に花を添えていた国際クルーズ客船。
途絶えていたクルーズ船の入港がおよそ3年ぶりに再開する見通しです。

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長崎県 奥田 秀樹 土木部長:
「安全・安心に国際クルーズ船を受け入れる体制を整えるため、緊急時対応計画の案の作成を進めてきました」

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22日行われた連絡調整会議では、『国際クルーズ客船で感染症が発生した際の緊急時対応計画案』について、検疫所や県・長崎市などが意見を交わしました。

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案では、“船内で入院が必要となった感染者”が出た場合には、市民の療養に支障のない範囲で新型コロナ“確保病床を使用する”ことなどが示されました。

長崎県によりますと、現在、長崎港には複数の船会社から受け入れ要請がきており、来月半ばからの入港が予定されているということです。

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長崎港の国際クルーズ船の入港実績は、2017年に過去最高の263隻となりましたが、新型コロナ感染が拡大した2020年には10隻。
2022年と2021年は0となっていました。