天然ワカメの産地として知られる長崎県佐世保市の早岐瀬戸で早春の風物詩となっているワカメ漁が行われています。

NBC
NBC

春を感じさせる柔らかな日差しのなか、ことし育ったワカメが次々と巻き上げられます。

佐世保湾と大村湾を結ぶ早岐瀬戸。満潮と干潮の間に激しく潮が流れることから良質の天然ワカメが育ちます。

NBC
NBC

今月から解禁となったワカメ漁。しかし今年は、雨が少ない影響かワカメの生育がよくないといいます。

NBC

ワカメ漁師 財津 恵之 さん:
「普通やったらもっと長いんですよね。(葉の厚さも)薄い。いつもの半分くらいしかない」

NBC

このため財津さんは短くて薄いことしのワカメを採るために、手作りの道具に改良を加えました。

財津さん:
「いつもより小さく作り直して採っている。いつもやったら大きかったです。こっちは間隔を狭くして小さくして巻いている。そうせにゃ採れん」

NBC

さっと茹でてポン酢で食べると美味しいという早岐瀬戸の天然ワカメ。漁は来月末まで続きます。