長崎県内では17日にかけてほとんどの公立小学校で卒業式が行われます。
このうち長崎市の小島小学校では45人の卒業生が、建て替えが決まっている校舎に別れを告げました。

6年間で心も体も大きく成長しました。


長崎市立小島小学校は現在の校舎が老朽化により建て替えられるため、16日がこの校舎での最後の卒業式です。

卒業生は入退場や壇上に上がった際にはマスクを外し、晴れやかな表情で門出の日を迎えました。

式のあとは、教室で全員が思いを発表しました。

卒業生:
「入学式の時は不安でたまらなかったというか、みんながいてくれたおかげで楽しむができました。ありがとうございました」

卒業生:
「1年生の時に学校に行きたがらなかった私を…、連れて行ってくれてありがとうございました。これから先も迷惑をたくさんかけたりするけれどよろしくお願いします」

卒業生:
「僕はどんな動物でも助けることができる獣医師になりたいです」

93年間児童を見守り続けたこの校舎と共に 45人の卒業生が16日、新たな一歩を踏み出しました。