3月17日は『みんな(3)』で『17』のゴールを実現しようという意味を込めて『SDGsの日』に制定されています。

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長崎県大村市では役目を終えた制服を新しい持ち主へつなぐ『制服リユース』で持続可能な社会の実現を目指す取り組みが人気を集めています。

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さくらや長崎大村店 岡部葉子さん:
「(これは)女の子のブレザーですね。…かわいい感じになります」

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学ラン、ジャケット、バッグに靴まで今の在庫はおよそ2千800点。
この数か月で400点は売れました。

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大村駅の近くに2年前、店舗を構えた『さくらや長崎大村店』
4人の子どもを育ててきた岡部葉子さんが、自身の体験を踏まえて始めた『学生服リユースSHOP』です。

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さくらや長崎大村店 岡部葉子さん:
「(子供が)男の子2人女の子2人だったので2回ずつくらいは活躍してくれたんですけどやっぱりもったいないなと思って。制服にもう一回活躍してもらえたらいいなと」

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使わなくなったものを買い取り、いま必要な人達へつなぐ『お下がり文化』のお店版です。

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この春、入学する高校の制服を揃えに来たお客さんです。

新入生の父親:「これ165…うーん…」

伸び盛りの中高生── 洗い替え用にも “2着” は欲しいお父さん。

父親:
「中学校の時は全部新品で揃えたんですけど、費用が重なって…」

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息子:(制服着るとどうですか?)「緊張します」

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店舗スタッフ:「8、9、10点ですね」

10点一式 ──新品で揃えたら費用は3倍以上かかります。

父親:「助かります、本当」

価格は状態によって元の3分の1から20分の1。

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寄付で集まったランドセルや学用品は 小学校へ通う必要な人に譲ることにしています。

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さくらや長崎大村店 岡部葉子さん:
「お父さんお母さんが家計が助かるような。笑顔が見られるようになってもらえたらいいな」