ことし世界遺産登録から丸5年を迎える「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を盛り上げる記念事業が28日、発表されました。

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協議会には大石知事のほか、世界遺産の構成資産がある市町の首長など14人が参加しました。

長崎市の大浦天主堂や平戸市や五島の集落といった12の資産で構成されている『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』世界遺産登録から、ことし7月で丸5年を迎えます。

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会ではその記念事業として平戸市の春日集落をライトアップするほか、長崎市の出津集落ではスカイランタンの打ち上げイベントを実施する計画などが発表されました。

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大石 賢吾 長崎県知事:
「登録以降コロナ禍の中で苦しい状況もあったんですけど、起爆剤となるような機会にできればなと思っております」

一方、会では人口減少が進む中、構成資産である集落をどのように維持していくかが喫緊の課題だとしています。