古くから地域に伝わる方言に親しんでもらおうと、このほど長崎県五島市で “五島弁のかるた” などを楽しむイベントが開かれました。

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かるたの読み手:
「さあ行きますよ。“ささほさじゃったよ あんまっ なんやかんや あっすぎて”」
 (散々でした。色々なことがありすぎました)

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このイベントは、五島弁の良さを継承しようと活動している市民グループ『五島むかしばなしを楽しむ会』が開いたもので、この日は市民ら40人ほどが参加しました。

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かるた遊びで参加者たちは、普段あまり聞きなれない五島弁に苦戦しながらも、楽しく札を取り合いました。
また、会ではかるた遊びのほか、五島弁を交えた日常会話も披露し、会場を盛り上げました。

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参加者の一人で4月に五島に転勤してきたという江頭 楽久さんは「五島弁は面白い。言葉の意味が分からなくても、話し手の表情や伝え方次第で伝わってくるものだと感じた」
また、江頭さんの妻・琴音さんは「またこういう機会があれば参加したいと思う」と話していました。

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会では参加した人たちの要望も取り入れながら今後も催しを続けたいとしています。