インターネット上の犯罪の取り締まりを強化しようと、長崎県警は23日、県内で情報通信技術を学ぶ大学生に『サイバー テクニカル ボランティア』の委嘱状を交付しました。

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委嘱状を交付されたのは長崎大学や長崎県立大学などの大学生26人です。

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長崎県警が大学生にサイバーボランティアを依頼するのは初の試みです。

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依頼内容は “インターネット上の違法情報”などのパトロールや、専門機関への通報で、県警では今後、サイバーパトロールを効率化できるプロクラムの開発にも協力してほしいとしています。

県警によりますと、2022年に県警が検挙したサイバー犯罪は126件で、うち93人が逮捕されていて、いずれも年々増加しているということです。

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長崎県立大学 地域創生研究科 情報工学専攻 林 壱成さん (23歳 院1):
「学生がやることに意味があるのかなと思っております。闇バイトであるとか、フィッシングサイトであるとか、こう言った犯罪が身近にあるんだってことを同年代、同世代に伝えていければと思っております。」

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今回のサイバーボランティアの任期は2024年3月末までで、県警では来年度も2期生の募集を検討するということです。