梅雨入りを前に23日、五島市でがけ崩れなどのおそれがある”災害危険箇所”の調査が行われました。

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調査は大雨や台風のシーズンを前に、土砂災害などのおそれがある危険箇所の現状を把握しようと、五島振興局が毎年この時期に行っていて、五島市や警察、消防なども参加しました。

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五島振興局管内には、現在1,326の災害危険箇所があり、去年9月の台風11号では、嵯峨島で防波堤が破損する被害が発生しています。

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23日は五島市内の3か所を回り、大雨対策で行わている”のり面工事”などの進捗を確認しました。

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五島振興局 入口 健治局長:
「住民の皆さんには、日頃から気象情報に注意していただきながら、ハザードマップであったり、避難場所であったり、事前に確認いただいて、早期の自主避難を心がけていただきたい」

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五島振興局では来月、警察や消防と会議を開き、災害発生時の連絡体制なども改めて確認することにしています。