「まさか長崎からB1のチームが」大勢の長崎市民が昇格を祝う 長崎ヴェルカが市内をパレード

日本最高峰の舞台 バスケットボールB1リーグへの昇格を決めた長崎ヴェルカ。
25日、長崎市内で昇格を祝うパレードが行われ、多くのファンが詰めかけました。

チーム誕生から最短でのB1昇格という快挙を祝おうと、会場のアーケードには平日にも関わらず大勢の人が集まりました。

松本 健児リオン選手：
「皆さんこんにちは〜！奥の方聞こえていますか? 皆さんの声援が本当に力になって、僕らは無事今シーズンを戦い抜き、目標であるB1昇格を果たすことができました」

前田 健滋朗HC：
「長崎一丸となって獲得したB1昇格、この喜びを皆さんと一緒に、この時間を使って喜びたいなと思っています」

今シーズンは67試合を戦ったヴェルカ。
堂々のB2準優勝で、チーム発足時から掲げてきた最短でのB1昇格を有言実行しました。

長崎ブースター：「かっこよかったです」

長崎ブースター：
「まさか長崎からB1のチームが出るなんて思いもしていませんでした。すごい楽しみです」

選手の移動に遅れまいと、ブースターもダッシュ。

リーグ参戦からまだ2シーズンしか戦っていませんが、これだけのファンがいます。

B1昇格で、長崎でのバスケ熱がますます高まることを予感させます。

高比良 寛治主将：
「長崎の地で、このようにたくさんのみなさんに応援していただき、バスケットボールという文化が新たに根付いたことは、長崎の皆さんにとっても素晴らしいことだと思います。ただ来期は”B1”という厳しい戦いが待っています。このままでは絶対に通用しないと思っているので、会場へ一緒に来て戦ってください」

ブースターが選ぶチーム内の年間MVPにはリーグ得点王のマット・ボンズ選手が選ばれ、クラブのパートナー企業、松藤グループから輸入車の年間使用権が贈呈されました。

長崎ヴェルカの優勝報告会は27日、佐世保市でも開かれる予定です。