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国内の先端デジタル技術を一堂に集めた展示会『ながさきデジタルDEJI―MA産業メッセ』が長崎市で開催中です。
『空飛ぶクルマ』に『行動認証技術』。最先端のデジタル技術が集まりました。
7日から始まったこの展示会には、国内の企業や大学など、83の組織がエアモビリティや情報通信、半導体など3つのゾーンに分かれて最新技術を出展しています。
実行委員会 山口 知宏 会長：
「テクノロジーを駆使することで、この社会課題を解決できると、日本全体が都会と田舎の差がなくなると」
アメリカZipiline社製の自動飛行ドローンは、航行距離およそ160キロ。
物流の手段が少ない五島列島の島々に、医薬品を運ぶのに利用されています。
長崎大学のブースでは“ドローン”と“AI”で養殖業を効率化する技術が展示されています。
長崎大学情報データ科学部 小林 透 教授：
「今、経験と勘で餌をあげるのか、あげないのかという“人間の勘”でやっておられる方が多いので、AIが人間の脳の代わりをして、お魚に餌をあげるのか、あげないのか判断する」
魚は空腹になると、動きが活発になります。
これを生けす内の水中カメラでAIが監視し、魚が空腹と判断すればドローンがエサを運び、与えます。
作業時間やエサ代の削減につながることが期待されています。
近未来の技術に触れることができるこの展示会は入場無料で、8日まで出島メッセ長崎で開かれています。
