プラスチックごみの削減につなげようと、長崎県大村市では9月から指定ごみ袋としても活用できるレジ袋の販売が始まりました。
大村市のキャラクター、おむらんちゃんがデザインされた袋。
今月、販売がスタートした「家庭用指定レジごみ袋」です。

この袋は大村市内の提携店で買物の際、レジ袋として購入し、ゴミを出すときにも、そのまま、市の「指定ごみ袋」として使用することが可能です。

大村市内では店舗で購入したレジ袋を家に持ち帰った後、ごみ入れとして使用し、ゴミを出す際に市の指定ごみ袋に入れて処分するケースが多く見られると言います。
そこで大村市ではレジ袋自体を「指定ゴミ袋」として既存のものと同じサイズで販売。
処分されるレジ袋の数を減らして、プラスチックゴミの減少につなげたいとしています。

園田裕史大村市長
「これをレジ袋としてもらって、この中にごみを入れてこのまま出せば通常これまでここに入っていた1つ2つ3つのレジ袋がなくなる、それだけプラごみが減る」

大村市はこの「レジごみ袋」を1万5000枚、作成。
市内のセブン‐イレブンとイオン大村店のあわせて17店で販売を開始しました。

セブン‐イレブン・ジャパン長崎東地区ディストリクトマネージャー
新井宏昌さん
「レジ袋有料化以降ですね店舗におけるレジ袋削減につきましては約70%削減はしていますけども、今回のプロジェクトが一つの改善策に繋がるんではないかと」
イオン大村店 森田忠義店長
「お買い上げになられた方も大変便利に感じていただけると思いますし、ごみの削減に繋がっていくと思いますので市民のみなさま・お客様方に本当にアピールして認知をしていただけるように取り組んでいきたいと思います」
大村市では、半年程度この「レジごみ袋」の販売数を集計し、導入効果について検証することにしています。
