文科省から『スーパーサイエンスハイスクール』の指定を受けている長崎南高で15日、製薬会社が講師を務める“サイエンス講座”が開かれ、蚊の生態を学びました。

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講座は、殺虫剤などの製造販売を行う『アース製薬』の研究所とオンラインでつないで行われ、実験には“ヒトスジシマカ”が使われました。

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『スーパーサイエンスハイスクール』として、科学系の人材育成に取り組む長崎南高では、自然社会の課題から研究テーマを見つける力を高めようと、1年生が講座を受講。

講座では、蚊がどんなものに寄り、どんなものを避けるか調べました。

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湿布を近づけると、蚊は離れていきました。

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アース製薬 係長 浅井 一秀 研究員:
「あ、メントールが入ってる。メントールは虫よけ効果抜群ですからね」

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明らかに蚊が集中していたのは…

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生徒:「脱ぎたての靴下です」

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アース製薬 係長 浅井 一秀 研究員:
「足にいる常在菌が重要な役割をしていて、その種類によって寄ってくる度合いが変わってきます」

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男子生徒:
「どんなものを近づけたら、蚊が寄ったり離れるかとかが知れて、楽しかったです」

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血液型がО型の女子生徒:
「“O型が蚊に刺されやすい”ってよく聞くので、(今後)それはなんでかとか、色々調べたい」

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生徒たちは今後、それぞれが課題研究のテーマを設定し、来年度から取り組みます。