西九州新幹線開業からまる1年となる23日、沿線各駅では記念イベントが開かれました。

9月23日、長崎県長崎市に新幹線がやってきて1年です。

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JR長崎駅では開業1周年を記念した「ながさきかもめフェス」が開かれ、駅前では新幹線「かもめ」をかたどった遊具で子どもは運転士の気分を味わえることから開始早々、多くの家族連れが集まっていました。

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JR九州は、9月23日、1日のみ西九州新幹線が乗り放題となる赤い「Tシャツきっぷ」を1万枚販売していて、この赤いTシャツを着た観光客などの姿でホームは溢れていました。

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熊本県から
「乗り放題のかもめを1周年をお祝いしにまいりました」「楽しかった」

長崎市から
「すごく便利ですね。速くて」「武雄の方に行ってみようと思います」

武雄市から
「美味しいもの食べて。乗り放題だからそれを利用して各駅に停まろうかと」

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午後には、この一年の安全走行への労いと感謝を込めて、市民がメイクアップをした「GO WEST号」のお披露目も行われたほか、西九州新幹線長崎県広報大使の女優・長濱ねるさんもサプライズで登場し、一日駅長を務めました。

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西九州新幹線長崎県広報大使・長濱ねるさん
「あまりの音の静かさと内装のあたたかさに一瞬で虜になりまして。これがこれから末永くこの土地に根付いていくんだなと。全国の人に長崎に新幹線を使って訪れてほしいなというふうに思いました」

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2年目を迎え引き続き沿線自治体への経済波及効果が期待される西九州新幹線。
JR九州によりますと、開業から8月22日までの11か月の間に約221万6千人が利用したということです。
「ながさきかもめフェス」は24日まで開かれています。

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