高校生ラガーマンの聖地・花園への切符をかけた高校ラグビー長崎県大会の準決勝が18日行われ、長崎南山と長崎北陽台が決勝進出を決めました。
決勝を戦う両校、今年はどんなチームに仕上がっているのか?
準決勝の振り返りとともにお伝えします。

県4冠めざす長崎南山 鍛え抜かれたフィジカル「接点で負けない」

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今年ここまで県内三冠(新人戦・7人制・高総体)、圧倒的な攻撃力を誇る赤のジャージ 長崎南山。
今年のスローガンは「フィットネス」です。相手より素早く動き、体をぶつけていくラグビーを体現するため、1年かけて “底なしの体力” を作り上げてきました。

島原工業との準決勝直前、円陣の中で交わされた言葉は──

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「テーマは?」
「圧倒!」
「圧倒やな。絶対圧倒しろ。いいか!」
「しゃー」

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準決勝では “激しいヒット” と ”鍛え抜かれたフィジカル”、“持ち前の展開力” で、<試合開始から10分>で 3トライと、島原工業を圧倒しました。
南山では試合前「準々決勝では “入り”がよくなかったので、最初の10分間、しっかり体を当てようと確認していた」といいます。

SH 山下選手が速いラグビーを展開 FW 本山選手はU-17日本代表

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今年のチームでゲームキャプテンを務めるのは、球出しの速さが持ち味のスクラムハーフ・山下蓮選手。的確な指示でテンポの速いラグビーを展開し、南山のアタックをけん引します。

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フォワードの注目は身長187センチ・体重123キロ。17歳以下の日本代表にも選ばれている本山佳龍選手。パワフルなボールキャリーと安定したスクラムでチームを勢い付けます。

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ノーサイドまで選手全員が走り続けた南山が、<52ー0>の完封試合で前評判通りの安定した強さを見せました。

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長崎南山高校 久保田一平監督:
「このチームになってから全員が4冠を絶対に取るという気持ちで、ほんとに1年間やってきたので、絶対にその目標を達成させるために(準決勝後の)4日間は、いい準備をしてしっかり4冠達成できるように頑張ります」

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谷口雅哉 キャプテン:
「北陽台はフォワードゲームに持ってくるので、そこの接点という部分で負けずにやりたいです」

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山下蓮 ゲームキャプテン:
「(北陽台は)フォワードもバックスもしっかり前に出て体を当てて来るので、自分たちも そこで一歩引かずに前に出続ける。チャレンジャーとして前に出続けていきたい」

ディフェンスを徹底強化 今年は無冠 長崎北陽台「王座奪還する」

去年まで5大会連続で花園出場、青のジャージの長崎北陽台。
今年の県内大会(新人戦・7人制・高総体)では、決勝で三度、南山に敗れ タイトルを取れていません。

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準決勝直前、品川監督は「(自分たちは)チャンピオンチームじゃない。ひたむきに(プレーしよう)」と選手に声をかけました。

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“チャレンジャー”として北陽台伝統の『堅いディフェンス』や『コンタクトの強さ』にこだわり、2か月前からは練習の7割をディフェンス強化にあててきました。

コンタクトで勝り長崎北の前進を許さず

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準決勝では練習で磨き上げたダブルタックルで長崎北の前進を許しませんでした。北陽台のラグビーが目指すのは守りからリズムを作る『堅守速攻』
アタックではラインアウトからドライビングモールで一気に前進し、得点を重ねます。

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フォワードとバックスの連携も 今大会に向けて仕上げてきました。
コンタクトの強さで勝った北陽台は最後まで相手を寄せ付けず、<48ー5>で 南山への挑戦権を手にしました。

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長崎北陽台高校 品川英貴監督:
「今年は全部負けているんで、とにかくもうチャレンジ。(勝敗のカギは)どっちが勝ちたいか。
南山以上に “勝ちたい気持ち”を前面に出して、しっかりと北陽台のラグビーを見せたい」

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堂下健太郎 選手:
「南山さんを粉砕して、勝てるように頑張りたいです」

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齋藤剛希 キャプテン:
「(準決勝は)自分たちが1年間通してやってきた “コンタクト”の部分で、しっかりディフェンスを背走(=後退)させ、アタックも前に出られたので良かった。
(南山は)個々の力が強くて、一発で(トライを)とり切る力があるので、まずはディフェンスからしっかりコンタクト部分で圧倒して、自分たちの強みであるフォワードが前に出て、三度目の正直──王座奪還に向けて頑張りたい」

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花園への切符を手にするのは4冠達成を目指す南山か?
リベンジに燃える北陽台か?

圧倒的攻撃力をもつ南山の「矛」と堅い守りを誇る北陽台の「盾」がぶつかり合う決勝は目が離せない試合となりそうです。
注目の決勝は今月23日 午後2時〜、NBCテレビで生中継します。