2月3日の節分に合わせて、週末、長崎県内では各地で伝統の節分行事が行われました。このうち新型コロナの影響で4年ぶりに行われたのが、長崎市手熊地区に伝わる国選択無形民俗文化財の「モットモ」です。

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普段は静かな町に、男たちの迫力ある“掛け声”と 子どもたちの “泣き声”が響きわたりました。

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「モットモォォ」

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長崎市手熊町。「モットモ」はどこよりも早く福を呼ぼうと節分の前日に行われています。

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顔を黒く塗った男性が扮するのは、家々の厄を払うとされる『モットモ爺』です。

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4年ぶりということもあり、経験者の指導にも熱が入ります。

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村上憲浩さん:
「コロナ禍の中で暗い雰囲気があったんですけど、4年ぶりにモットモができるということで、わくわくしている」

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モットモ爺たちは3人一組で地区の家々を回ります。

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「鬼はー外」年男が豆をまき…

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「福はー内」福娘がその後に続きます。

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そして最後に──「モットモーォ!!」

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モットモ爺が大声で叫びながら床を激しく踏み鳴らします。子どもが泣けば泣くほど、鬼が逃げて縁起がいいとされています。

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モットモ爺は“厄を追い払う”ありがたい存在ですが、子どもにとっては恐怖そのもの。あまりの怖さに泣き叫ぶ子どもたち。

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「お利口さんにします」

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家族:
「ちっちゃい子が泣くのはいいと思うのでこれからも続いてほしい」
記者:「お兄ちゃんも昔は泣いた?」
「びびって泣いてました」

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こちらのお宅の子どもは、モットモ爺に見つかるまいと こたつに身を隠します。

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しかし引きずり出されて…残念!すぐに見つかり、作戦失敗です。

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「モットモ―」

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こちらのお宅にいたのは、モットモ爺の大先輩でした。

(腕を振る仕草をしながら)大先輩:「モットモーはこうやらんば」
真似る現役のモットモ爺:「モットモー」

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少子高齢化が進む手熊地区。後継者が少なくなりモットモの存続も危ぶまれていますが、地区の人たちは近隣からの助けも借りながら守り続けたいとしています。

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家族:「怖かったね」
子ども:「こわかった」

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家族:
「泣いてくれたらいいという手熊の行事で、泣いたら福が来る。(泣いてくれて)良かったと思います」

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子どもたちの元気な泣き声で鬼は外!4年ぶりに帰ってきたモットモ。
笑顔と泣き顔で、一年の無病息災や家内安全を願いました。