5日にニューヨーク州サラトガで行われた、北米古馬ダート中距離路線の基幹G1ホイットニーS(d9F)は、オッズ1.6倍の断然人気に推されたガンランナー(牡4、父キャンディライド)が、後続に5.1/4馬身差をつける快勝。7馬身差で制した前走G1スティーヴンフォスターH(d9F)に続く、G1連勝を果たした。

 レース前半は2番手で競馬をし、3コーナーの前で早くも先頭に立つと、直線で後続を全く寄せ付けなかったガンランナーだったが、関係者もファンも驚いたのが、引き上げてきた同馬が尻尾に蹄鉄をぶら下げていたことだった。序盤逃げたコーシャスジャイアント(セン6)が、道中で落鉄。宙を舞った蹄鉄が、2番手を走っていたガンランナーの尻尾に絡みつき、同馬はそのままゴールまで走り切っていたのだった。

 ガンランナーを管理するS・アスムッセン調教師はレース後、同馬の次走が9月2日にサラトガで行われるG1ウッドウォードS(d9F)になるとコメント。その後は、11月4日にデルマーで行われるG1BCクラシック(d10F)で、これまで2度対戦して2度とも敗れているアロゲイト(牡4)と顔を合わせる予定となっている。

 なお、7月22日のG2サンデイェゴH(d8.5F)で、勝ち馬から15.1/2馬身差の4着という想定外の大敗を喫したアロゲイトは、8月19日にデルマーで行われるG1パシフィッククラシック(d10F)に出走する予定だ。

(文:合田直弘)