世代最初の重賞競走で、ステップレースが存在しない。そのため傾向を探るのは難解だ。札幌競馬場で行われた09年も含めた過去10年で1〜3番人気馬は9勝2着4回3着4回。1番人気馬は4勝2着2回と、上位人気馬が人気に応える傾向が強い。10回中9頭が新馬戦優勝馬。過去10回の連対馬20頭すべてが施行競馬場で勝ちあがっている。また、3着以内となった30頭のうち26頭が同距離を経験している馬。データからは函館競馬場の芝1200m新馬戦を勝ちあがった馬が有利という傾向を示している。

 快晴に恵まれることが少なかった今年の函館開催。最終週は雨こそ免れそうだが、使い込まれた馬場だけに時計勝負のスプリント戦にはならないはずだ。

 ◎パフェムリを狙う。父のヴィクトワールピサは、3歳時に皐月賞、有馬記念に勝ち、4歳時にはドバイワールドカップも制している。自身がそうだったように、産駒も総じてタフな馬場を得意としており、時計がかかる函館競馬場の芝コースに対する適性は高そうだ。デビュー戦は牝馬限定戦だったとはいえ、大人びたレース内容。420キロと小柄な牝馬でもあり、完成度も高そうだ。母タイヨウパフュームの勝鞍を上げた函館競馬場芝1200m戦で重賞初勝利を飾りたい。

 相手は、同じく函館競馬場芝1200mのデビュー戦で勝ちあがった◯レッドヴェイパー。仕切り直しとなったデビュー戦を早め先頭から後続の追撃を振り切って先頭ゴールインを果たすなど、見所のあるレース内容だった。こちらも小柄な牝馬で完成度は高い。

 ▲ビアンフェは2015年の函館2歳S優勝馬ブランボヌールの半弟。デビュー戦は大外を強襲されてハナ差敗れたものの勝ちに等しい内容だった。キャリアを武器に変えたい。

 舞台は阪神競馬場だったが、ほとんどノーステッキでデビュー戦の内容が良かった△タイセイビジョン、パワータイプのスピード馬を予感させる△スマートカーリー、舞台経験を加味して△プリンスリターン。ホッカイドウ競馬所属馬ではプリモジョーカーにもっとも魅力を感じる。