優勝馬にはチャンピオンズカップへの優先出走権が与えられるレース。今年は、収得賞金で微妙な馬も多く、混戦が予想される。

 ◎アディラートは、3歳時のヒヤシンス賞では全盛期のエピカリスを苦しめ、UAEダービーに挑戦したほどの馬。気性的な難しさを内在させているためか成績が安定しないものの、ゴドルフィンマイル3着の実績はここでも胸を張れるものだ。前走は着差こそわずかだったが、内容的にはまだまだ余裕のあるものだった。引き続き、期待したい。

 ○エアアルマスはダート転向後3連勝。まだダート競馬に慣れきっていないような面も垣間見えるが、それでも重賞の常連メンバーを相手に強い競馬を繰り返している。母系をさかのぼれば、世界的名血バラードにたどり着く名門ファミリー。マジェスティックウォリアー×エンパイアメーカーの配合ならダート適性が高いのもうなずける。今後のためにも、ここで賞金を積み上げておきたいところだ。

 注目したいのは3歳勢。中でも▲デュープロセスは、ダート競馬の登竜門的な昇竜S、青竜Sを連勝して、ユニコーンSはアタマ差2着。世代屈指のダート巧者だ。前走は人気を裏切ってしまったが、まだ見限れない存在だ。

 C.スミヨン騎手が手綱をとる△グルーヴィットは中京記念の優勝馬で、ファルコンSの2着。一方、ダート競馬でも2戦2勝と、ダート競馬に対する適性も兼ね備えている、曾祖母エアグルーヴからダイナカールへとさかのぼる母系はA級ファミリー。あっさりのシーンがあっても不思議ではない。

 南部杯を勝って好調をアピールしている△サンライズノヴァと、スタート部分が芝のコースで見直したい△タイムフライヤーにも注意したい。