2日間にわたって開催される「セレクトセール2020」が13日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで開幕した。本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、座席数の削減、事前登録した購買者と同伴者のみに入場を制限するなどの対策を講じた上で開催されている。

 1歳馬セッションとなるこの日249頭が上場され、229頭が落札。売上は104億2800万円(以下、金額は全て税抜で表記)で、過去最高を記録した昨年の107億3200万円は下回ったものの、これに次ぐ過去2位の売り上げを記録した。落札率は92.0%、1頭平均は4554万円だった。

 1億円を超える高額落札馬は18頭(うち2億超え5頭)。その中でも最高落札額となったのが「シーヴの2019」(牡、父ディープインパクト)。「ショウナン」の冠名で知られる国本哲秀氏が、1歳セールの史上最高価格となる5億1000円で落札した。半姉キャスリンソフィアは2016年のケンタッキーオークス馬。

 2番目の高額馬は「フォエヴァーダーリングの2019」(牡、父ディープインパクト)。「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが4億円で落札した。母フォエヴァーダーリングは米GIIの勝ち馬で、半姉に函館芝1200mの2歳レコードを塗り替えたモンファボリがいる。

 3番目は「テディーズプロミスの2019」(牝、父ディープインパクト)で、(株)キーファーズが2億4000万円で落札。キーファーズ所有の京都2歳S優勝馬マイラプソディの半妹にあたる。昨年亡くなったディープインパクトの産駒は1歳と当歳世代を残すのみだが、本日は上記3頭を含む計9頭が1億円を超える金額で落札された。

 また、既に新馬戦を3勝している新種牡馬ドゥラメンテの産駒「プラウドスペルの2019」(牡、父ドゥラメンテ)が、廣崎利洋HD(株)に1億6000万円で落札された。母プラウドスペルは2008年のケンタッキーオークス勝ち馬。

 その他では、3歳牝馬2冠を達成したデアリングタクトの全妹「デアリングバードの2019」(牝、父エピファネイア)が4900万円、2017年の安田記念覇者サトノアラジンの初年度産駒「ミスティークIIの2018」(牡、父サトノアラジン)が6000万円、昨年亡くなったキングカメハメハの最後の世代「マルシアーノの2019」(牝、父キングカメハメハ)が1億7000万円で取引されている。