ホープフルSや皐月賞など2・3歳の重要レースが数多く行われる中山芝2000mであるが、古馬の重賞は中山金杯のみ。近年だと、2015年の覇者ラブリーデイがその後宝塚記念、天皇賞(秋)を制覇。19年の勝者ウインブライトがQE2世Cと香港Cを勝利するなど、以降の飛躍のきっかけにしている。

1.距離短縮組は不振

 過去10年、前走2000mより長い距離を走っていた16頭は、18年1着のセダブリランテスを除いて4着以下に沈んでいる。小回り2000mで機動力が求められる一戦であり、2000m以下でスピードを見せてきた馬が中心となる。

2.ハンデは重い方から

 過去10年で56kg以上のハンデを背負った馬が8勝。57kg以上に限っても、[5-3-2-22]で複勝率31.3%と上々だ。ハンデを背負わされる実績馬が順当に能力を発揮しやすいレース。

3.ロスのない立ち回り

 昨年は1枠1番のテリトーリアルが11番人気で3着、19年は1枠1番のタニノフランケルが9番人気で3着、17年は馬番の1・2・3番がワンツースリーなど、内枠の馬の好走が多い一戦。現時点で枠順は発表されていないが、内枠に入った馬は人気薄でもマークしておきたいところだ。


 バイオスパークは2走前の京都大賞典こそ距離が長く敗れたが、3走前の函館記念では3着、前走の福島記念では1着と好走。いずれも内をロスなく立ち回っており、小回り向きの機動力を持っている馬だ。今回もコーナー4回の2000m戦。内目の枠が欲しいところだが、続く池添謙一騎手とのコンビで重賞連勝を期待したい。