4100mの距離に大竹柵(高さ1.6m・幅2.05m)や大いけ垣(高さ1.6m・幅2.4m)といった大障害含む11の障害と、高低差の異なる3種類のバンケットを6回超えなければならない難コース。障害のセンスはもちろんだが、むしろ長い距離を走りぬくスタミナと、そして旺盛な競走意欲が試されるレースだ。

 1〜3番人気馬は7勝2着5回3着5回。1番人気馬は3勝だが、うち2回は16、17年と連覇を成し遂げたオジュウチョウサンだ。

 春の中山グランドジャンプ以来となる◎シンキングダンサーは昨年春のグランドジャンプ2着馬で、昨年のこのレースは1番人気だった。今回は去勢手術明け初戦というのは決してプラス材料ではないが、強敵相手に健闘を続けてきた能力は認めざるを得ない。コース、距離の経験はアドバンテージ。ベテランの意地を見せてほしい。

 ○ブライトクォーツは、昨春の中山大障害2着馬。道中は人気のシングンマイケルをマークするような位置で競馬を進めていたが、勝負どころで早めに動いて1度は先頭に立つ積極策。最後は力でねじ伏せられた格好になったが、見せ場十分のレースだった。今春のグランドジャンプではオジュウチョウサンの首に鈴をつけていく役回りを買って出て、最後は力尽きたが、それでも3着。まだ1勝馬ながらも、障害馬としてGI級であることを示している。

 ▲メイショウダッサイは今春のグランドジャンプ2着馬で、昨年の中山大障害はブライトクォーツから2馬身半差の3着だった。ハードル界転向後、3戦目の初勝利から12戦連続して3着以内という堅実派。キャリアを重ねながら、飛越も上手になってきており安定感がある。逆転の筆頭であることは言うまでもない

 ハードルに転向後、大崩れすることなく堅実に実績を積み上げてきた△フォワードカフェは前走で初めて落馬、競走中止を経験した。ただ、馬の心身にダメージを与えるようなアクシデントではなかったように見えた。福島で障害初勝利をあげ、新潟のオープン、東京の重賞競走で好走してきたものの、大障害コースは初体験。それでも、有力視したい障害センスの持ち主だ。

 △ビッグスモーキーも大きな差はない、今年の1月に障害初勝利を記録して以来、一度も掲示板を外していない堅実派で、中山コースは9月の清秋ジャンプSを逃げ切り勝ち。前走もタガノエスプレッソ、オジュウチョウサンをマークするような位置で競馬を進めて、2強を苦しめると同時に見せ場をつくった。ただし、超が付くような大型馬ゆえにスタミナ面で不安も残る。

 重賞2連勝中の△タガノエスプレッソにとっては、障害初出走時以来の中山コースとなる。ブラックタイド産駒に半弟にステイヤーズS2着タガノディアマンテがいる血統。なにより本馬自身が障害の重賞競走で大きく崩れていないのだから、適性がないとは言わないが、それでも初の大障害コースというのは気になる。
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