28日に阪神競馬場で行われる阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが6番、4回で2番、3番が続く。一度も馬券に絡めていないのは8番、9番、10番、18番(4頭出走)。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-4-0-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率54%
2枠 2-0-4-13/19 複勝率31.6% 複勝回収率104%
3枠 0-3-3-13/19 複勝率31.6% 複勝回収率148%
4枠 0-1-1-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率52%
5枠 0-0-0-20/20 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-1-0-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率25%
7枠 4-0-0-20/24 複勝率16.7% 複勝回収率54%
8枠 2-1-2-19/24 複勝率20.8% 複勝回収率175%

 枠順別成績を見ると明らかな通り、内枠と外枠に好走例が固まっており、3〜5枠が未勝利。5枠にいたっては、過去10年で馬券圏内が一度も無く、15年コパノリチャード、16年レッツゴードンキ、17年ロサギガンティアと2番人気以内に支持された3頭が全て掲示板外に沈んでいる。

 1〜3枠が複勝率29.8%、複勝回収率102%と好走率、回収率ともに高い水準で、内枠優勢は間違いない。先週の京都牝馬Sの原稿でも指摘した通り、阪神芝1400m内は基本的に内有利になりやすいコース。阪急杯もその例外ではないということだ。

 ただし、勝ち馬10頭中6頭が7〜8枠から出ていることは頭に入れておきたい。特にここ2年は、スマートオーディン(11番人気・4角15番手)、ベストアクター(6番人気・4角10番手)と人気薄が差し切り勝ちを収めている。ペースが上がったり、内がごちゃついた際に、スムーズに運んだ外の差し馬の末脚が生きるということだろう。