16日、日本障がい者乗馬協会は、8月26日から世田谷・馬事公苑で行われる東京パラリンピックへ出場する馬術競技の代表選手4名を発表。高嶋活士さんが、元JRA騎手としては初めてパラリンピックの代表候補に選ばれた。

 高嶋元騎手は2011年3月に、美浦・柴崎勇厩舎の所属騎手としてデビュー。JRA騎手課程の第27期卒業生で、同期には横山和生騎手、藤懸貴志騎手など。13年2月の障害戦で落馬事故に遭い、2年余りのリハビリを続けたが、騎手復帰を断念。244戦0勝で15年9月に引退。翌年から障がい者馬術に取り組み始めるとメキメキと頭角を現し、18年にはFEI世界馬術選手権に出場するなど、研鑽を積んできた。

 代表候補に決定後、高嶋さん本人も

「最終予選会の出場に際して、最後のチャンスを与えていただいたことに感謝いたします。オランダで練習をこなしていく過程で、馬とのコミュニケーションが深まりコンビネーションも次第に向上していきました。競技前は心に余裕が生まれ、人馬一体となって演技できました。東京パラリンピックに出場する全ての人馬の環境は一緒です。良い演技を皆様に見せられるように頑張ります」

 と、初のパラリンピック出場へ向けて意欲のコメントを寄せている。

 騎手としては未完に終わったが、16年リオパラリンピックに、唯一の日本代表として出場した元JRA調教助手の宮路満英さんらとともに、センターポールへの日の丸の掲揚を目指す。

(日本障がい者乗馬協会のホームページより)